現代の形になったのが室町時代といわれている風呂敷は、当初大衆浴場で使われたのが始まりで、自分の衣類を包んで使うことからネーミングされたと考えられています。
江戸時代になると、現在と同じように贈り物や届け物を包んで運ぶ役割を果たすようになりました。
風呂敷は単色のものや、名前などが入ったものなどがありますが、どうせなら人目を惹き、印象に残るオリジナルなものを使用したいものです。
デザインはさまざまなものを施すことができ、和風のものや動物・植物・花などのもの、アート的なものやカッコいい現代的なデザインのものも簡単に作ることができますから、複数用意して、TPOに合ったものを使用するのもおすすめです。
風呂敷は色々な包み方や、結束の仕方がありますから、その方法によってより印象深くすることも可能です。
お菓子の包み紙を連想させるものや、包むとネコがいるような立体的なものなどが人気があり、桜や梅など縁起柄も人気を集めています。
京都のれんのデザイン風呂敷製作
風呂敷の現代の先駆者、「京都のれん」では、さまざまな柄が製作できるようになっており、前述のお菓子の容器を思わせる「金平糖ふろしき」やネコを連想させる「三毛猫ふろしき」を作ることが可能です。
縁起柄ふろしきも定番的に人気で、印象深く、かつ無難なものなら縁起柄を施すといいでしょう。
また風呂敷には色々な素材があり、定番の木綿や撥水特殊ポリエステル、のぼりなどと同じポンジー生地などから選択することができます。
京都のれんならエステルシャンタン生地が選べ、これは古来より親しまれてきた生地を発色をより良くした取り扱いしやすい別注オーダーで、人気の生地でおすすめです。
メロンアムンゼンというものもあり、これはちりめんのシボを模した素材で、安価で取り扱いが容易という特徴があります。
この業界ではポリエステル素材の約70%がこの素材と言われ、定番のものですからこちらおすすめです。
ちなみにメロンの皮のように細かいタック点やよれを作っていることからメロンアムンゼンと呼ばれています。