風呂敷はいろいろな大きさのものがあります。
サイズの種類は基本だけでも約10種類もあると言われており、それぞれに
使いやすい特徴があるということです。
エコバッグやのれん、テーブルクロスなどにも使うことが出来る大きさのものが
二四巾というサイズなのですが、この大きさは風呂敷の中でも二巾と同じほど
人気があるサイズだといいます。
風呂敷の基本サイズは最も一般的な大きさで菓子折りなどを包むのに適している二巾、
それよりも約30センチほど大きい二四巾などが人気です。
この大きさ以外にも、金封包みやお弁当包み、ティッシュ包みといった小物類を
包むのに適している約45センチの中巾、二巾よりもひとまわり大きく、菓子折りを
包むことなどにも適している約75センチのニ尺巾、そして二四巾と同じくエコバッグ、
のれん、テーブルクロスなどにおすすめの約105センチの三巾があります。
他にも座布団4客やソファーカバーに適している約128センチの四巾といった
豊富な大きさがあるので、自分が使いやすいものや包むものにあった大きさのものを
選ぶことが大切です。
風呂敷の二四巾で着物を包むときは、風呂敷を広げて帯・着物・長襦袢の順番で
重ねていきます。
そのうえに、衿芯や腰紐・伊達締め・枕・帯締め、そして帯揚げや肌着・タオル類と
いった小物一式を重ねましょう。
タンスにしまときに着物を包むたとう紙はここで外しておきます。
足袋や肌着が新品の場合もビニールなどは外しておくことが大切です。
着物を二つ折りにして小物類の上に重ね、その上に、前板やヘアセットをする場合は
髪飾りを上に置いておきます。
風呂敷の四方を結び、草履は箱から取り出し袋に入れておくといいです。
大きめの紙袋に包んだものを縦にして入れて、その間に草履とバッグも挟み
入れたら完成です。
紙袋を選ぶときは、あまり大きすぎなくて、包んだものがピッタリ収まる
くらいの大きさのものを用意しておくといいでしょう。